タバコをやめるなんて簡単!?
「タバコをやめるなんて一番簡単なことだ。私は既に何千回もやっている。」
この言葉をご存知の方も多いでしょう。ただ、やはり英文の日本語訳ではあるので、場合によっては「禁煙」という言葉を使ったりと、細部は異なるいろいろなパターンがあるようですので、一応、原文も載せておきますと・・・。
Giving up smoking is the easiest thing in the world.
I know because I’ve done it thousands of times.
これ、「最初の真のアメリカ人作家」「あらゆる現代アメリカ文学は、彼に由来する」などと評され、「トム・ソーヤーの冒険」の著者としても有名な、アメリカ合衆国の代表的作家であるマーク・トウェイン氏が残した言葉です。
この言葉が後世に語り継がれるくらい面白いところは、もちろん、何千回もタバコをやめたことがあるということが、何度も禁煙に失敗しているということを意味するに他ならないところであり、「一番簡単なこと」と言いながら、本当の意味はその真逆であるというところですよね。
非常に秀逸で、ある意味の皮肉とも捉えられるこの言葉、マーク・トゥエイン自身がタバコに対して強い欲求を抱き、中毒状態であったことを容易に想起させます。実際、彼は大変なヘビースモーカーだったようです。
そして、彼の時代から現在までずっと、やはり同じようにタバコに中毒となり、やめたくてもやめられないという人が大勢いるという事実は、何だかある意味で人間世界の儚さのようなものを感じずにはいられません。
中には、タバコだけが唯一の楽しみであり生き甲斐であるという、非喫煙者からすれば、ちょっと寂しく感じてしまう方もいらっしゃいます。そういった方は、下手に禁煙などして我慢して生きるより、寿命を縮めてでもタバコを吸う楽しみを取るといった傾向が大きいような気がします。
また、タバコを吸って落ち着くことで、日々の疲れが癒されると言ってはばからない人もたまにいらっしゃいますが、実際のところ、タバコに疲労回復の効能はないばかりか、ニコチンは逆に疲労の回復を妨げるものであるということは断言しておきます(笑)。
ともあれ、たかがタバコ、されどタバコ。マーク・トゥエインしかり、現代人しかり、いつの時代も、タバコは大いに人を悩ませるもののようですね(笑)。
ありがとうタバコ。禁煙しない卒煙ステップ
〜「ありがとう」と感謝して、大好きなタバコをやめる方法〜
※2015年版として、新しく生まれ変わりました!!
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